米マクドナルド、音楽配信でソニーと提携
厳しい見方をすれば、これで転けたら、ソニーはコンシューマー向けオーディオ製品市場での地位を永久に失うということかも。少なくとも、Appleがペプシと組んでやったキャンペーンと同等な成果を見せる必要がありそうだ。
ここまで非好意的な感じで物言いをする理由は、ソニーグループが日本国内で展開する音楽配信事業が、割高で利用メリットも少ないとユーザーに感じさせるような陳腐なサービス形態であるのに、自国以外では、他サービス(iTMSやNapsterなど)と競合できるだけの企業努力(価格設定や提供形態、大々的な無償提供プロモーション)をしようとしているから。さらに、英仏独で7月上旬、他国でもサービス提供を検討しているのにも関わらず、「日本でのサービスは未定」というスタンスだから。
まぁ、海外のお客さんの方がはるかに数は多いだろうし、実際に競合すべき相手が存在するからという企業としての理屈は十分理解できるけど、単純に個人的な感情として、受け入れがたいってことです。
あとは、ぶっちゃけ、Hi-MDとATRACというフォーマットが、果たして世界で受け入れてもらえるのかという疑問もあるな…。
TG(スロッビング・グリッスル)で「Mary Bell」という曲があったように思ってレコード棚を探したんだけど発見できず。ネットで検索したら記憶違いで、Monte Cazazzaというアーティストが演っていた。TGのジェネシスが主催するインダストリアル・レコードからリリースしていたので勘違いしたようだ。(Mary Bellそのものに関しては、ココが手っ取り早く情報得られます)
で、ビックリしたことに、在庫切れながらMonte Cazazzaの作品集「The Worst of Monte Cazazza」はアマゾンで取扱があった。収録曲なんかの詳細は英語サイトだけど、ココがかなり詳しい。まぁ、決して買うのを薦められる類の音楽じゃないんだけどね…。
今日のBGMはそんな訳でTGの「20 Jazz Funk Greats」。久しぶりに聞いたけど、かなり気分がダークになった。