2005-01-01から1年間の記事一覧

しばらく更新休みます

本家サイトを米国のBloggerから国内のライブドアへ移転中。それに伴い、こちらでの更新はしばらく停止し、様子見をすることにします。 本サイトを、ブックマーク、RSSリーダー、はてなアンテナ等に登録されている方は、お手数ですが以下をご利用ください: …

再販制度のマジック?

「ゆみこ の つぶやきぶろぐ」さんの6月22日付エントリー「価格逆転現象」によると、ある新譜の通信販売で、本来なら価格が高くなるはずのDVD付き初回限定パッケージが、DVD無しの通常パッケージよりも低価格で販売されているらしい。まさにマジック(笑)。…

カセットテープの余命はあとわずか

Not long left for cassette tapes Music thingの「Cassette Tapes R.I.P」経由で知ったBBC NEWSの記事。 カセットテープが60年代に登場した時、フィリップスは特許料を一切徴収しなかったため、爆発的に普及したらしい。カセットテープ売上のピークは80年代…

日本語はロックに向いていない?

「オルタナソウルエイリアン」さんが「日本語はラップに向いていない」というエントリーを書かれたのに対して、「万来堂日記」さんがエントリー「日本語とラップ」で反論され、その後にコメントでのやりとりが行われている。 これ、昔からある「日本語ロック…

Sony BMGのXCP採用に関する続報

Sony BMG hinders music pirates with protected CD ロイターのニュースによると、Sony BMGは、今回採用したXCPに関して、やや微妙な行動をとっていることがわかった。 The copy-protection technology is also far from ironclad. Apple Macintosh users cu…

クラシック作品CDでもXCPを採用したパッケージが流通中

コピープロテクト技術「XCP」に関することを書いたエントリー(本家サイトの方)へ「DESIGN=COUNSELING 2.0」さんからトラックバックをいただき、ドイツ盤のクラシック作品でもXCPが採用されていることが判明。 アマゾンで調べたところ、問題の製品はどうや…

ドキュメンタリー映画「Punk: Attitude」

某所で、日本未公開のドキュメンタリー映画「Punk: Attitude」を観る。 監督はドン・レッツ。ストゥージーズやMC5あたりからCBGB、UKパンクシーンときて、最後はニルヴァーナまでのフッテージをザッピングしながら見せ、当時の関係者が語るという内容。出て…

MSも音楽配信でサブスクリプション方式を検討中

Microsoft planning music subscription service 日本語抄訳はコチラ。 いかにもMSらしい動きだよね(笑)。気になるポイントはただ一つ、以下の部分: >But sources say Microsoft is also considering a more direct attack on Apple, seeking rights from…

The Dead 60sのアメリカ盤はXCP仕様

英国はリバプール出身の新人バンドThe Dead 60sのデビューアルバム「The Dead 60s(ASIN:B0009I7NO4)」のアメリカ盤は、どうやら話題のXCP仕様らしい(今のところ日本のアマゾンではコピープロテクト仕様に関する表記はない)。 先日書いた「Sony BMGが新し…

Sony BMGが新しいコピー防止技術を密かに市場テスト中

Sony BMG tests technology to limit CD burning 「音楽配信メモ」さんの6月3日付けエントリー「Foo Fightersの新譜『In Your Honor』のUS盤はCCCD?」を見て驚き、いろいろネットを検索してみたら、日本のアマゾン以外でも国内の通販サイトはほとんどが「CC…

渋谷系? そんな話もあったよね

ミュージックマシン経由で知ったネタ。サエキけんぞう氏がSPACE SHOWER TV.COMのWebページで「『渋谷系とは何だろう?』(誕生、発達と、拡散)」という文章を書いている。 オレが知っている渋谷系ってのは全て、当時のHMV渋谷店で邦楽カタログの仕入担当だ…

「Def Tech」Def Tech

中高年の大人には判らない音楽(笑)なんだけど、とりあえずオリコンのアルバムチャートで1位を獲り、さらに累計出荷枚数で100万枚に到達したらしい(インディーズなので出荷イコール売上のはず)。ともかく、邦楽シーンでは久々の大ヒット。 さて、このアル…

富士通やトヨタなど50社、デジタルラジオ団体を立ち上げ

タワレコなんかまで巻き込んで動き出してるんだね。ふ〜む…。 たとえデジタルで音質が良くなって画像サービスとかが加わったとしても、今の番組編成の在り方が変わらないのであれば、結局は誰もラジオを聴かなくなる訳で、その辺りの根本的な問題点を業界の…

Macの起動音を作った男の話

TINY MUSIC MAKERS: Pt 4: The Mac Startup Sound Intelのジングル作者の話に続く、Music Thingの企画記事。 現行の起動音は、91年発売のQuadra 700のものをベースにしているらしい。音源はKorgのWavestationで、単純なCメジャーコードとのこと。 音のコンセ…

Intelのジングル作者はKLFのファンだった

最近個人的に注目しているBlog「Music Thing」で、このところ面白い企画として、コンピュータ業界の著名なジングルを誰がどのように作ったか調べるというのをやっている。 まず、Macの起動音は、Jimという人がKorgのWavestationで作ったらしい。 で、Intelの…

「iTMSも日本のルールで」――JASRAC、ネット配信に期待

ITmediaの記事。こういう、どれだけ儲かったか、今後どれだけ儲かる見積もりかみたいな報告だけを読んでいると、JASRACという団体が、自分達の利益のために活動している営利企業にしか見えてこない。 実際には、著作権者の委託を受けて楽曲使用料の徴収を代…

私的録音・録画補償金制度で利権団体の人は幸せになれる

ITmediaのコラム記事「私的録音・録画補償金制度では誰も幸せになれない」を読んで判ったことは、何もしなくても利権団体にはものすごい金が流れ込んでいるということ。 これだけ美味しければ、もっともっと私的録音・録画補償金制度の適用範囲を拡大しよう…

インターネットがローカルサービスになる日

Sawney Bean's Caveさん経由で知ったドリトル漂流記さんのBlogエントリーによると、米Yahoo! Musicで一部のビデオを観ようとすると、アラートが出て日本のYahoo! Musicを使えと怒られるらしい。 個人的にはYahoo! Musicのビデオって、Windows Media形式でう…

洋楽ベストCD、一挙100タイトルが1,200円で発売に!

オリジナルアルバムじゃなくてベスト盤、しかも初回生産限定というあたりがとても「微妙」な企画。iTMSが存在しちゃう欧米では、もうこういった企画自体がありえなかったりするのかもしれない…。 それにしても、ビートルズとかデヴィッド・ボウイのありもの…

Yahoo! Music Unlimitedってどうよ?

アメリカに住むWindows 2000/XPユーザーでなきゃ関係ない話なんだけど、とうとうYahoo!がサブスクリプションベースの音楽配信サービス「Yahoo! Music Unlimited」を開始。年間契約で1カ月あたり4.99ドル、単月契約なら6.99ドルという価格設定はかなり安いの…

iTMSでビデオも販売開始?

iTunes Music Store Selling Videos Now Mac Rumorsの記事から。アルバム購入者にはビデオがオマケで付いてくるカタログがあるらしい。iTunes 4.8がビデオ再生機能を搭載したということで、今後は色々と新しい動きがあるのかも。 ついでに、スイス、デンマー…

オーストラリアのiTMS開始が延期に

Australian iTunes Delayed... Mac Rumorsから。豪紙The Courier-Mailの5月5日付け記事によると、今週の木曜日に開始するはずだったオーストラリアのiTMSが、その予定を延期したらしい。その理由は、あるメジャーレコード会社1社が契約を拒否したためとある…

Wal-Martの音楽サイトでカスタム版CD作成サービス

いずれCDのパッケージ販売は全てこういう形になりそうな気がする。 しかし、この方法だと、工場でプレス製造されている現在の市販CDと同等の音質は望めそうにない。オーディオ・オタクのオレとしては、全く歓迎できかねる未来なんだけど、そんなことを言って…

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

ITmeidaを見て驚いた。「『iPodからも金を取れ』――私的録音補償金で権利者団体が意見書」って、オレが昨日書いたエントリー「もしかすると私的録音録画補償金制度は無くなるかもしれない」で予測した通りの展開になってる(笑)。 しかし、「PC内蔵のHDDや外…

もしかすると私的録音録画補償金制度は無くなるかもしれない

先日、某所で、「私的録音録画補償金制度が実は結構問題になっている」という話を耳にしたのだけど、それを裏付けるように、「日経BP知財Awareness」で非常に興味深いインタビュー記事が掲載されていた: 経済産業省・政策企画官の藤原豊氏に聞く(上) ほと…

ネットデビューしたシンガーがメインストリームへ挑む

Singer breaking from Net to mainstream CNET News.comの記事。ネットでデビューし、インターネットラジオで高い評価を得たアーティストのGeoff Byrdが、今度は既存のラジオ局にプロモーションを行い、メインストリーム市場を目指そうという話が紹介されて…

おや、まぁ…(part 3)

「雑貨屋の広報掲示室」さんが4月24日付けエントリー「輸入CD・レコードが買えなくなる??…その36」で、例の「輸入差止申立に係る対象レコードリスト」の興味深い現状を取り上げて、問題点を指摘されている。 なんだか雨後の筍のようにポンポンとリストに作品…

iTunes Mobile 1.0がガセネタじゃないとしたら…

訴訟沙汰で一躍有名となったMac関連の噂サイト「Think Secret」に、携帯電話用iTunesが6月に発表されるという記事「iTunes Mobile 1.0 slated for June, iTunes 4.8 Mac/Win expected soon」がある。 で、この記事に対して、Gizmodoのエディターが「Why the …

世界中の携帯電話会社が音楽市場を狙っているらしい

Mac Rumorsの4月19日付け記事「Apple vs. Wireless Carriers?」経由で、BusinessWeekの4月25日付け(?)記事「iPod Killers? -New rivals take aim at the champ」を読む。かなり面白かった。 今、欧米の携帯電話関連会社は、キャリアも端末メーカーも含め…

デジタルラジオ放送、5年前倒し実施・エフエム東京など

疑問を感じるのは、「動画像やCD並みの高音質」や「携帯電話や車載端末などへの導入」という付加価値で、どれだけラジオ離れを食い止められるのだろうかということ。どうもそれだけじゃ、根本的な問題は何も解決しないような気がする。 既存の日本のラジオ放…