とりあえず今のままじゃ日本のPodcastingに未来はなさそうだ…

 ITmediaの6月1日付け記事「ポッドキャスティングの著作権料 『1番組あたり』で新料金」に掲載された楽曲使用料リストを見て驚いた。

 細かい条件設定が提示された割には、抜本的な料金体系にこれまでと比べて大きな変化は無くて、これじゃJASRAC管理楽曲を利用して積極的に商業ポッドキャスティングをやろうと思う企業や団体は少ないだろうと思う。

 さらに、「榎本幹朗のお仕事日記」さんの5月31日付けエントリー等で指摘されているように、現状の日本の著作権法では、ポッドキャスティングの場合、著作隣接権の処理も別途必要となるため、問題山積み。

 いやはや、さすがとしか言いようがない(笑)。

 あとは、先日も書いたように、再生期限付きDRMということは、今のMacintosh環境では対応できない可能性が高いのも気になる。

 結局、オレみたいに洋楽メインのユーザーならば、海外のネットラジオポッドキャスティングで自分の趣味にあった番組を見つければそれでOKなんだけど、邦楽(J-POP)が好きな人にとっては、楽しくない状況がまだまだ続きそうな気配。