日本のレコード会社はマジでもうダメかもしれない

 昨日は、久しぶりに会う友人達と日曜の昼間からワインをがぶ飲みして馬鹿話に興じた。面子の1人に某レコード会社の洋楽部門で働く人間がいて、レコード輸入権などを含めて色々と最近の業界事情をざっくばらんに聞いてみた。

 詳細はとてもここには書けないんだけれど、驚いたことに、これだけ話題になっているのに、いまだにレコード輸入権のことを知らないような社員もいるらしい…。まぁ、邦楽セクションなら関係ないってことなんだなろうなぁ。これじゃ、CCCDがどうのなんて話でも、まったく判ってない人がレコード会社内にいても不思議じゃない。オレ達がどれだけ輸入権反対とかCCCD反対と声をあげても、暖簾に腕押し、糠に釘な状況です、マジで(笑)。

 それで、その知人曰く、BMGとSMEの合併話が欧州委で承認され、事実上確実となってしまった今、EMIとワーナーの合併も非常に可能性が高くなったらしい。昔、ワーナーと言えば、洋楽やってる業界人なら誰もが羨むような会社だったんだけど、今やその面影はどこにもないとのこと。「メジャー3」の時代が来るのも時間の問題だとか。

 酔っぱらって、皆で笑いながら話してたけど、実は笑えないような話だなぁ。