西部戦線異状アリ?

 いよいよ、日本時間で今夜から明日にかけてで、iTunes Europeが公式発表される訳だけど、果たして既存サービスが何か対抗策を施してくるかのなと思って簡単にネットを漁ってみたら、やっぱり色々あるようだ。面倒なので、ITmediaでひっかかった記事だけ下にリストにしてみる:

 一番問題なのは、リストの最後にあるApple自体のネタ。これに関しては、MacWorld UKでも、「EXCLUSIVE: Indie labels no-show on Apple iTunes Europe?」として記事がアップされている(ほぼITmediaの記事と同じ内容)。どうやらかなり信憑性が高そうな話だ。しかし、これだとiTunes Europeは全然美味しくないなぁ。

 ここで興味深いのは、今の時点ではヨーロッパで対応できないだろうと考えられているインディーレーベル契約アーティストの音源の内いくつかが、既にアメリカ本国のサービスでは問題なく配信されているという事実。このあたりが、権利ビジネスの難しさ(というか矛盾点なのかな?)を思いっきり露呈させている。

 ヨーロッパでこんな状態なんだから、邦楽と洋楽が混在している日本でiTunes Music Storeが成立するためには、解決しなければならない問題が山積みなんだろうね…。