2005-01-01から1年間の記事一覧

おや、まぁ…(part 2)

先日取り上げた話題の件で、本家サイトの方へMAL Antennaさんからトラックバックをいただきました。 「日本国内頒布禁止」という文言の印刷は、今に始まった話じゃないとのこと。ふ〜む……。 ふと思ったのは、現在、輸入規制が実際に法的に施行されており、そ…

おや、まぁ…

「趣味の問題2」さんの4月16日付けエントリー「韓国、邦楽CD事情」を読んでビックリ。 韓国で売られている日本人アーティストのCDには、例の輸入権絡みの輸入禁止リストには入っていないタイトルなのに、ジャケット上に「日本国内頒布禁止」の旨を示す文言…

日本で1曲99セント相当の音楽配信サービスはやっぱり無理なのか?

ITmediaに、「『iTMSが早く登場すればいい』――Moraプロデューサーが語る音楽配信への期待」というインタビュー記事が掲載されている。 この中で、日本国内において「1曲○○円、転送無制限、CD焼き込み10回」みたいなシステムが可能なのかという質問に対して、…

<米アップル>年内に音楽配信開始へ 市場拡大に弾み

朝、Yahoo!のニュースで発見。ソースは毎日新聞。 デジタル音楽市場の急成長を受け、エイベックスが音楽配信事業への参入を表明するなど、レコード会社側の姿勢は徐々に転換しつつあり、アップルも事業化が可能と判断した。今後、主要レコード会社と交渉し、…

オーストラリア版iTMSは6月開始?

iTunes Australia in June? Mac Rumorsが取り上げた豪紙The Sun Heraldの記事によると、Appleがオーストラリアの音楽雑誌の広告スペースを買いだしているので、まず間違いないだろうとのこと。 ふーむ、日本はどうなってるのだろうね? ちょっと前に某所から…

DRMの“柔軟な使い方”を学ばない音楽業界

ITmediaに連載している神尾寿氏のコラムから。着うたのDRMには結構面白い機能があるらしい。 例えば音楽CD発売日まで聴ける着うたフルや、ダウンロード後、数回だけ再生可能なプロモーション目的の着うたフルをレコード会社が用意して、新しい音楽販売のモデ…

音楽配信をめぐる冒険…、ってほどのこともないけれど

家からネットに接続できず、ノホホンと楽しい毎日(笑)を過ごしているうちに、例の公取委による着うた問題は予想通りの展開をしていたみたいだ。例えば、日経新聞には「『着うた』サービス巡る排除勧告、受け入れ拒否4社に」という記事があった。(どうでも…

作者不詳曲のCD、JASRACが管理・監視強化へ

これまでの経緯があるだけに、こういうことでさらにJASRACが濡れ手に粟みたいな「商売」を展開しないことを願うだけと言ったら、皮肉がすぎるかな?(笑) そんなことより、放送で使われる楽曲使用料のブランケット方式に関する在り方を是正する方が急務だろ…

アメリカのセブンイレブンが音楽ダウンロード販売を検討中

7-Eleven to test sale of music downloads ロイターのニュース。アメリカのセブンイレブンが、テストケースとしての音楽ダウンロード販売を計画中らしい。好きな曲を選んで、CDに焼いてもらうか、携帯プレイヤーにデータを落とせる仕組み。 日本のコンビニ…

着うた参入妨害で5社に排除勧告 独禁法違反で公取委

http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20050324/20050324a4270.html 去年の8月に行われた立ち入り検査に対する判断が今頃になって公表されたという話。なんだか時間がかかってるなぁ…。 公取委によると、5社は、着うた配信サービスを始める際に必要なCD…

DualDiscはアメリカで調子良いみたい

New York Timesの3月21日付け記事「The Music Goes on Side A and the Flip Side Is a DVD」は、かなり興味深い(記事閲覧には無料の登録が必要)。アメリカにおけるDualDiscの普及状況を取り上げたものだけど、どうやら思った以上に好評で、今後は音楽ソフ…

国内盤CDは日本で作ってない?

高橋健太郎氏が3月17日付けのBlogで以下のような興味深いことを書かれている: 日本のレコード会社が販売しているCDはすでに日本国内プレスではないものがかなりのパーセンテージ占めています。台湾やシンガポールでのプレスも多い。しかし、CDの原産国表示…

ひこうき雲〜14番目の月、荒井由実の全50曲が一挙配信に

国内での音楽配信の普及を目論む取り組みとしては面白い企画だと思うけど、「1曲270円、アルバム2,400円」という値段設定で一体誰が買うというのだろう? 荒井由実時代の音源CDなら、最高レベルのリマスタリングが施されたベスト盤「Super Best of Yumi Arai…

Motorola、iTunes携帯の発表延期――キャリアとの摩擦が原因か

ITmediaに掲載されたAP配信のニュース。 日本ではau(KDDI)が着うたでかなり美味しいビジネスをしているのに、欧米では端末ハードウェア会社主導で事が進んでいたので、日本ほどキャリアは発言力が無いんだなぁと妙に感心していたら、やっぱりそんなことは…

コンテンツというくくりだけでは物足りない

ITmediaで「Winny被害の実態とiPodケータイのススメ」という記事があった。NTTドコモの研究組織であるモバイル社会研究所が、音楽データの違法コピーダウンロード数とCDの売り上げ数の相関関係を調べて、「WinnyによってCD売り上げはむしろ伸びている」とい…

iTunes vs. Napster

「Blogcritics.org」という様々な批評を集めたBlogサイトの記事から。タイトルが示す通り、iTunesとNapsterを実際に使ったユーザーが、各々の長所と短所を取り上げながら考察している一文。かなりオモロイです。で、以下に一番気になった部分を引用: I was …

ソニーBMG、S・ファニングのPtoPファイル交換サービスと提携

CNET NEWS.COM「Record deal for Fanning's swap service」の日本語抄訳。元記事自体が短いので、省略は少ない(笑)。 このシステム、アイディアは理解できるけど、実際にどうやって儲けるのか具体的なシステムが不明なので、まだまだ静観するしかないのだ…

デジタル著作権管理の世界共通仕様、動き広がる

かなり重要なニュースだと思う。コラル・コンソーシアムの設立が発表されたのは去年の10月4日で、その時点では、AppleとMSが参加しておらず、主なメンバーは家電メーカー、しかもコンテンツ系企業は20世紀フォックスだけという状況だったため、注目度が低か…

英レコ協、インディーズの音楽配信を奨励

笹山登生氏の掲示板で取り上げられていて知った話。 ただこの話、日本のいわゆる「インディーズレーベル」と同じ状況を想像していると話がちょっと違いすぎるような気がするので要注意。EMI、Universal、BMG-Sony、Warnerのメジャーレベール以外は全部インデ…

ヤフーがダウンロード音楽配信に参入、レーベルゲートと提携

アメリカのYahoo!が音楽ポータルの「LAUNCH」を「Yahoo! Music」に衣替えしたので、日本でも何かあるだろうなとは思っていたけど、いまさらATRAC3形式ってのは、ピントが外れているような気がするのはオレだけか? あと、最近仕入れた複数ソースからの話を総…

業務連絡

まずは一言、「ブラザーのレーザープリンタ「HL-2040」欲しい!」(笑) プリンタって、これまで個人で所有したことないんだけど、レーザープリンタでこれぐらいの大きさなら、かなり欲しいかも。とくに、うちの古いMac OSでも使えるというのが良いっすね。

ちょっと悲しい話

「子供騙しの猿仕事日記」さんの2月17日付けエントリー経由で知ったのだけど、「デイリーポータルZ」の2004年12月22日付け特集で「最安値中古CDを探せ!」というのを読んだ。 発売されてから1年も経たない作品が100円を切る値段で投げ売りされているのを見る…

なんだかよくわからないけど凄そうかも(笑)

「いかんともしがたい」さんの2月17日付けエントリー「PJハーヴィが再びステージに!」で、最後にちょっとだけ触れられていた「あふりらんぽ」というのが気になって検索してみた。で、色々と情報を集めて思ったのは、これはあくまでも個人的な好みとしてだけ…

Billboardがダウンロード販売をチャートへ反映

Billboard Top 100 Now Includes Downloads Mac Rumorsによる、Washington Post記事の紹介。 伝統ある「Billboard Hot 100」の集計に、いよいよダウンロード販売の結果が反映されることになった。これまでHot 100は、シングル盤の販売数とラジオでの放送回数…

CDを売らずにグラミー賞を取る方法〜あるジャズ作曲家の場合

ITmediaが取り上げたロイター配信翻訳記事。 これを読むと、音楽で商業的に成功するためにレコード会社を必要とする時代は、もはや終わりに近づいたのかもしれないと思わせるものがある。もちろん、全ての音楽ジャンルでこの方式が成立するとは思えないけれ…

Napster To Go、英国で2倍の料金にユーザーから不満

ITmedia経由のIDG配信ニュース記事。 ネタ的にはちょっと古いのだけど、ここで気になるのは「(トラック配信のための)ライセンスは地元で取得しなければならない。当社の場合、英国よりも米国の方がレーベルから好料金を引き出せた」というNapster担当者の…

この考え方に違和感を覚えるのは何故だろう?

ちょっと古いニュース記事になるのだけど、「著作権法改正へ---パソコンや音楽プレーヤ内蔵のHDDなどが俎上に」というものがあった。要は、最近一般的になってきたデジタル家電製品等を対象に、著作権料を徴収しようというものだ。これらの製品はそれなりに…

Napster To GoはiTunesのライバルになるか?

ITmedia翻訳による米Wall Street Journalのコラム記事。 この記事だけから「Napster To Go」のサービス詳細は不明なんだけど、オレの理解するところでは、月15ドル、年間にして180ドル(日本円で2万円前後)を払えば、Napsterが管理する全ての楽曲を聴き放題…

CDが売れない ミリオンセラー激減を防げぬ業界の激変

「音楽配信メモ」で取り上げられていて知った毎日新聞のコラム記事。津田さんの分析はまだアップされてないけど、オレはオレなりに遊んでみよう(笑)。 JASRACの収入が伸びているのは、あそこが日本の音楽産業の中で一番稼ぐことに貪欲だから。CDが売れなく…

オンラインのミュージックビデオは有料化へ

Price tag added to online music videos タイトルではオンラインとなっているけど、実際にはケーブルテレビ等も関係あるらしい。この話の肝心なところは、「オンデマンド形式による配信サービス」のみが対象であるという点。どうやら、MTV等のプログラム番…